2014年10月04日

夢を諦めたその後にも人生は続く

こんばんは。ヨミコです。

この所、自分の行く末、来し方についてよく考えてしまいます。

私は挫折ばかりの人生を送って来た人間です。
漫画家やアニメーターになって、絵を描くプロになりたい、という夢を諦めて、クリエイティブ職で働きたい、と思ってから、実際に現場で働ける様になるまでに8年の月日がかかってしまいました。

正社員としてしっかり働ける様になったのは、ほんの2年前のことです。

そんな割と山あり谷ありというよりは谷底をずっと歩いて来たから思うこと。

「夢を諦めたその後にも人生は続く」

読んで字の如くなのですが…

私の周りに元ミュージシャン志望が2人、漫画家志望が2人います。

その人達が今何をしてるかというと、ミュージシャン志望の方は弱小ながらも音楽レーベルの事業をしている私の勤務先で働いていたり、漫画志望の2人も勤務先でクリエイティブ系の仕事をしていたりします。

夢を諦めても、その近くで働くことは、挫折なのでしょうか…?
私はそうは思いません。
精一杯夢を追いかけて、それでも叶わなかったのなら、その近くで働く事だって、立派な事だと思うのです。

私は産まれた時から不景気な「失われた十年」世代なのですが、夢のない時代と言われてる今こそ、自分に出来る地に足を着けた生活をして行くのも、大事な事ではないかと思います。

漫画の話で恐縮ですが、昔の週刊少年ジャンプで連載していた「シャーマンキング」という漫画で、実家の稼業を継ぐかどうかで悩める友人に不良のキャラが言った言葉を今日の記事の締めとしたいと思います。

「あーーたとえばオレは学校が大嫌いだが料理屋は好きだ。だから教師にはならねえが板前にはなりてェ。それは料理屋のあのフンイキがオレにとってベストプレイスだからだ。
見ろよ…たとえばこの高速道路に点在しているサービスエリア…ここもオレにとって居心地のいいベストプレイスの1つなんだ。
ここは日本を旅する者たちが作る1つのコミューンがある。
普段の生活から全くかけはなれた山の中にある小都市ともいうべき共同体…なんで好きか?それはきっとオレが旅人だからだ。
だから地方のみやげコーナーはいつ見てもあきねえし、未だに80年代テイストのキーホルダーもノスタルジックラブだ…そして何よりもココが日本だとはおもえねえほど広くてワイルドに闇に浮かぶこの光景がたまらなくせつなく好きなんだ。
…するとオレとしてはこのベストプレイスで働いてみたくなったりするわけよ…好きな気持ちにわけはいらねえ…オレはお前がいたいと思う場所にいればいいと思うぜ…」
(出典URL:http://blog.hangame.co.jp/B0000576202/article/9171579/)

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ではまた。 
posted by ヨミコ at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事論、働き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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