最近SYSTEMAX Software Development製のSAIをお絵描きに使っています。
SAIについて詳しくはこちら→http://dic.nicovideo.jp/id/2503
このSAIというソフト、30日間の試用期間は無料で、以降は\5,400(税込)で使用出来るので、愛用している絵師の方がたくさんいます。
私もSAIが使いたいが為に、WindowsOSをMacに載せたりして、とても気になっていたソフトです。
そんなSAIを最近漸くちゃんと使い始めまして、遅ればせながら参考書籍を買ってみました。
SAI Illustration Techniqueという本です。
この本はデザイナーなら知る人ぞ知る、井上のきあさんの著書という事で届くのを楽しみにしていました。
内容は
・SAIの基本操作
・塗り方の解説(アニメ塗り、モノクロ漫画の様なトーンを貼った様な塗り方、厚塗り、水彩塗り、写真をアニメの背景風にする塗り方、切り絵風等)
等です。
この中で、塗り方の解説の中にペン入れツールの使い方が詳細に解説されているのですが、個人的にとても役に立ちました。
私は主に仕事ではAdobe Illustratorを使用しており、感覚的にとても近い操作で、Illustratorより、漫画風というか、線のタッチに強弱を付けやすい、という点がこのツールの魅力です。
ただ、一部は知っている事もありました。一応あまり使っていないとは言え、2年くらいSAIを使用しているので当然ですが(;´Д`)
あと、ザっと使用方法を説明→その後詳細に解説、という書き方なので、人に寄っては分かりにくいかな?と思うのと、全くのPC初心者には少し分かりづらいかな、という点がちょっとなあ、と思った部分です。
早速描いてみました。ペン入れツールを使用しました。
自分で撮った写真をトレースしました。
トレースはあまりした事が無かったのですが、絵が下手な私にとって画期的な手法だな、と思いました。
なぞるだけでリアルな絵が描ける…!(勿論、著作権上、自分で撮った写真を使いましょうね)
大袈裟に言ってしまうと今後のお絵描きライフに活路を見つけた思いです。
余談ですが、絵が下手、というと下手じゃないでしょう、みたいに言って下さる方がいますが、下手ではないかも知れませんが、プロになれる程上手くはない、くらいが自分のレベルだと思っていますので、頂いた言葉はありがたく受け取るだけに留めております。
で。
どうせならこのデータIllustratorに持って行きたいなー、って事でライブトレースした画像がこちら。
若干、線が飛びますが、しきい値をいじったり後々調整する事で、かなり見栄えが良くなると思います。
思いがけず、これからのデザイナーライフに、彩りを添えることが出来そうなテクニックを得られてかなりご満悦です(´∀`*)
そんな事をしていたら大掃除が全然進んでいないのですけれどねorz
けれど、とても楽しかったので良い事にします。
SAIは色々な事が出来るソフトですし、お絵描きが楽しい!と思えるソフトだと思いますので、プロ、アマ問わず絵描きさんにはとってもオススメです!
これからも色々実験して、SAIの可能性を引き出して行きたいと思います。
ではまた。
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